ホンダ、公式eモータースポーツ大会「eMS2025」を発表、GT7で競うグローバル大会

■40万人超が参加の人気eスポーツ、今年も世界3地区で展開

 ホンダ<7267>(東証プライム)のモータースポーツ活動を担うホンダ・レーシング(HRC)は8月26日、公式eモータースポーツイベント「Honda Racing eMS 2025」を開催すると発表した。同イベントはソニー・インタラクティブエンタテインメントが発売するレースゲーム『グランツーリスモ7(GT7)』を用いて実施され、2023年の初開催以来、世界70か国から延べ40万人以上が参加した人気企画である。今回は8月29日から9月28日までオンライン予選「Online Qualifier」が行われ、特別リバリーを施した「Honda NSX CONCEPT―GT ’16」を使用したタイムアタック形式で競われる。参加者には同車の特別仕様車がゲーム内でプレゼントされる。

 予選を勝ち抜いた選手は12月6日・7日に開催されるオンライン決勝大会「Grand Final」に進出する。決勝は「欧州・中東・アフリカ」「北米・中南米」「アジア・オセアニア」の3地区に分けて実施され、各地区の上位プレイヤーが出場し地域ごとのチャンピオンが決定される。アジア・オセアニア地区からは9名に加え、前回優勝者の佐々木拓眞選手がシード出場する予定だ。参加条件は予選で7歳以上(日本は6歳以上)、決勝では18歳以上とされ、各地域の事情に応じて年齢制限が設けられている。

 大会の公式アンバサダーには、昨年に続き人気VTuberの戌神ころね氏が起用された。登録者数223万人を超える影響力を持ち、イベントを広くPRする役割を担う。同イベントの協賛にはアルプスアルパインやNTTテクノクロス、さらに鈴鹿サーキットにゆかりのある「ドミニクドゥーセの店」などが名を連ね、特別リバリーにもロゴが使用される。今後は公式ウェブサイトを通じて参加方法や出場選手の情報が順次公開され、eモータースポーツの世界的な拡がりを後押しすることになる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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