シナネンHD、「シナネンあかりの森プロジェクト」がC.W.ニコル・アファンの森財団へ新たな支援を開始

■未整備エリアの森を「Afanシナネンあかりの森」として再生

 シナネンホールディングス<8132>(東証プライム)の子会社で、エネルギーソリューションを提供するシナネン(東京都品川区)は、一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団(長野県上水内群信濃町)と引き続きオフィシャルスポンサー契約を継続。このたび新たにアファンの森財団が所有する未整備のエリアの一部(22,000㎡)を「Afanシナネンあかりの森」としネイチャーポジティブに寄与できるよう生物多様性の回復を目指した森の再生への支援を開始した。

 アファンの森財団では、創設者のC.W.ニコル氏が、荒廃した日本の森を再生することを目的に、1986年より飯綱山麓に位置する放置された里山(長野県上水内郡信濃町)で森の再生活動を始めたのをきっかけに、現在では「日本本来の自然を取り戻し、子どもたちの笑顔あふれる豊かな社会を目指すこと」、「100年先の未来のために生物多様性豊かな森を広げること」のための取り組みを企業・団体・個人の支援のもと、展開している。

 シナネンは「シナネンあかりの森プロジェクト」の一環として、2023年10月よりアファンの森財団のオフィシャルスポンサーとなり、森林生態系の回復、生物多様性の保全活動を支援してきた。現在支援しているアファンの森北エリアは環境省の自然共生サイト(OECMとして国際データベースにも登録)に認定されており、里山のモデル地となっている。また、アファンの森へ災害や困難な状況を経験した子どもたちを招待し笑顔を取り戻してもらうためのプログラムも実施されている。2025年度は2024年1月に発生した能登半島地震で被災した子どもたちを招待した。

 今回、アファンの森が展開する森林生態系の回復、生物多様性の保全活動を一層支援するため、アファンの森の南エリアの一部を「Afanシナネンあかりの森」と命名し、森づくりを実施することになった。

【支援地について】
所在地:アファンの森 南エリア(長野県上水内群信濃町)
面積:22,000㎡
名称:Afanシナネンあかりの森
作業開始年:2025年8月1日

 今後はアファンの森財団と連携し、「Afanシナネンあかりの森」における森林再生に向けた取り組みを推進していく。初期段階として、ヤブ刈り・整理伐および多様性に配慮した下草刈りを実施し、現存するコナラやミズナラが大径木になるよう見守りながら、促していく。

 同取り組みを通し、このたび環境省の「生物多様性のための30by30アライアンス」※1へ参加した。「Afanシナネンあかりの森」での活動を通じ、生物多様性の回復(ネイチャーポジティブ)の実現に積極的に取り組む方針だ。

 また、シナネンホールディングスグループでは東北エリアや石川エリアにも事業展開し、震災等の被害も経験していることから、災害や困難な状況を経験した子どもたちの心のケアを目的とした支援プログラムにも積極的に参画していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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