ライオン、インドに100%子会社を設立へ、「KODOMO」ブランドで展開、2026年営業開始予定

■世界人口最多・高成長市場を重視、製品開発力とマーケティング力を活用

 ライオン<4912>(東証プライム)は8月29日、インド共和国に100%出資の連結子会社「Lion India Private Limited(予定)」を設立すると発表した。新会社は2026年1月に設立、同年10月に営業開始を予定している。資本金は4億インドルピー(約6.8億円)で、所在地はハリヤナ州グルグラム市、代表者には高井智美氏が就任する。事業内容はハミガキ・ハブラシ、石けん、洗剤、ヘアケア・スキンケア製品、医薬品などの製造販売で、初期は「KODOMO」ブランドによるベビー・キッズ向けスキンケア、オーラルケアのオンライン販売に着手する。

 同社は2030年を見据えた中期経営計画「Vision2030 2nd STAGE」において海外成長施策の強化を掲げており、人口増加と経済成長が著しいインドを重点市場と位置づけた。中間所得層の拡大や健康志向の高まりを背景に、品質や付加価値を重視する需要が拡大していることから、自社の製品開発力やマーケティング力が発揮できる市場と判断した。これまで駐在員事務所を設け、参入機会を検討してきたが、このほど正式に子会社設立を決定した。

 新会社設立による2025年12月期連結業績への影響は軽微と見込まれている。ただし今後、必要な認可・登記手続きの進展に応じて会社設立や営業開始の時期が変動する可能性がある。同社は「より良い習慣づくり」を通じ、インド市場においても人々の健康で豊かな暮らしに貢献していく方針を示した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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