建設技術研究所は来年度予算の概算要求などに期待強まり反発相場

■3年連続で過去最大を更新と伝えられ事業への追い風として期待

 建設技術研究所<9621>(東証プライム)は9月4日、2877円(3円高)で始まった後も堅調に売買され、反発相場となっている。日本で最初の建設コンサルタント企業で、「流域・国土事業」「交通・都市事業」などを行う。政府の来年度予算について、「概算要求 総額122兆4454億円 過去最大を更新」(NHKニュースWEB)などと伝えられ、事業への追い風として期待材料視されている。

 来年度予算の概算要求額は3年連続で過去最大を更新し、120兆円を超えるのは初めてと伝えられた。建設技術研究所の第2四半期決算(2025年1~6月)では受注高が609億円(前年同期比11.7%増加)と大幅に拡大した。とりわけ地方自治体やNEXCO(高速道路会社)の案件などが寄与した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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