ジャパンマテリアルは有機EL市場の拡大などに期待強まり最高値

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 ジャパンマテリアル<6055>(東1・売買単位100株)は30日、朝方に6.3%高の2540円(151円高)まで上げて2日ぶりに上場来の高値を更新し、11時にかけても5.2%高(125円高)前後で強い展開となっている。液晶、半導体製造用の特殊ガスを手がけ、前週後半に米アップル社が「iPhone(アイフォーン)」などに液晶ではなく有機ELパネルを採用すると伝えられた際に高値を更新。週明けは、ジャパン・ディスプレイ<6740>(東1・売買単位100株)が有機ELパネルの量産を2018年春に始める」と30日付の日刊工業新聞が伝えたことなどが材料視されているようだ。

 ジャパンマテリアルは連続最高益更新基調で、株価水準はPER19倍前後のため、たとえば大陽日酸<4091>(東1)の19倍前後と比べて割高感はないといえる。最高値更新のため値幅妙味を強める可能性がありそうだ。

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