ネオジャパンの第2四半期は『desknet’s NEO』35.3%増加するなどで大幅増収増益、営業利益は47%増加

(決算速報)

■ソフトウエア事業は計画を上回り、システム開発サービスは6月以降回復中

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は9月12日の正午に2026年1月期・第2四半期(25年2月~7月:中間期)の連結決算を発表し、売上高は前年同期比18.0%増の39億73百万円、営業利益は同47.4%増の12億50百万円、親会社株主に帰属する中間純利益も同47.6%増の8億89百万円となり大幅な増収増益だった。

 主力製品の『desknet’s NEO(デスクネッツ・ネオ)』及び『AppSuite(アップスイート)』などが引き続き好調で、売上高は第1四半期に続き計画を上回って推移した。ソフトウエア事業が期初計画を上回り順調に推移。システム開発サービス事業は期ずれの影響あるが、6月以降は回復中とした。

 『desknet’s NEO』クラウド版の売上高は、価格改定効果などもあり同35.3%増加し大幅な成長となった。『desknet’s NEO』については、25年2月にクラウド版の新オプションサービスとして会議室予約表示「RoomMgr(ルームマネージャー)」を提供開始し、6月には「政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)」に基づいた専用クラウド基盤にて提供する「政府セキュリティ評価対応オプション」を提供開始した。また、大容量ファイルを送信できるクラウド版の新機能「ファイル転送」を搭載したバージョン9.0を3月にリリースした。さらに、パッケージ版についても「desknet’sドライブ」のオプションライセンスを6月より提供開始した。「ファイル転送」を利用することで、メールでは送りづらい大容量のファイルも簡単・安全・確実に送信することが可能となった。

 今期・26年1月期の連結業績予想については、3月に開示した前回予想を継続し、売上高は80億48百万円(前期比10.8%増)、営業利益は21億6百万円(同7.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は同3.4%増の14億62百万円とした。各利益とも連続で最高を更新することになる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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