【株式市場】中国株が一時下げ日経平均は続落だが材料株など個別に活況

株式

◆日経平均の終値は1万9747円47銭(136円47銭安)、TOPIXは1580.25ポイント(14.20ポイント安)、出来高概算(東証1部)は24億6693万株

チャート14 30日後場の東京株式市場は、中国株式の一時下げ幅拡大などが手控え要因になり、日経平均は後場寄り後に先物主導型で一段安の176円27銭安(1万9707円67銭)まで下押した。その後は一進一退を続けて2日続落となった。一方、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 後場は、10月の新設住宅着工戸数(国交省発表)が8カ月ぶりの減少となった中で「持ち家」は6カ月連続の増加と伝えられたため、オープンハウス<3288>(東1)などが選別買いされる形で一段高。引き続き有機ELパネル関連株が強く、ケミプロ化成<4960>(東2)倉元製作所<5216>(JQS)フーマイスターエレクトロニクス<3165>(JQS)はストップ高。上場2日目のネオジャパン<3921>(東マ・売買単位100株)は本日も買い気配を上げ、13時46分に公開価格2900円の5.02倍の1万4550円で初値をつけた。

 東証1部の出来高概算は24億6693万株(前引けは9億9272万株)、売買代金は2兆9090億円(同1兆328億円)。1部上場1921柄のうち、値上がり銘柄数は892(同828)銘柄、値下がり銘柄数は916(同928)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は3業種(前引けは4業種)にとどまり、倉庫・運輸、機械、電気機器、が高い。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年12月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1. ■業績上方修正、増配、自己株買い…メガバンクが躍進  同コラムでは、11月11日付けで業績を上方修…
  2. ■サンタクロースはGPIF?日経平均急騰の背景と、日米中銀の思惑  突如、「餅つき相場」、「クリス…
  3. ■低位株と割安銘柄で挑む12月決算市場  12月期決算銘柄の師走相場では、業績を上方修正し増配を発…
  4. ■師走相場、守りと攻めの二刀流で挑む年末投資戦略  「守るも攻めるも」あと1カ月である。師走相場が…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る