【株式市場】日経平均は3日続伸し米中貿易合意への期待など背景にマザーズ指数は反発

株式

◆日経平均は2万1807円50銭(82円55銭高)、TOPIXは1625.75ポイント(5.70ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億3774万株

チャート13

 4月5日(金)後場の東京株式市場は、川崎汽船<9107>(東1)アドバンテスト<6857>(東1)などが前場に続いてジリ高傾向を続け、米中貿易協議への期待や米半導体関連株指数の最高値圏での推移などが好感された。日経平均はほぼ前引け並みの71円高で始まり、100円高に迫りながら強もみ合いを続け、大引けは82円高で3日続伸となった。

 TOPIXは反発し。東証2部指数は6日続伸。マザーズ指数は反発し、日経JASDAQ平均は3日続伸となった。

 後場は、アダストリア<2685>(東1)が一段高の場面を見せて年初来の高値を大きく更新したまま推移し、2月決算の大幅増益と今2月期も大幅増益の見通しなどを好感。フルスピード<2159>(東2)は4月末の株式分割が意識され出直りを拡大。リボミック<4591>(東マ)は変形性関節症の新規治療薬候補となるアプタマーの特許出願が注目されストップ高。SEMITEC<6626>(JQS)は2019年6月にインド現地法人を設立する予定で自動車、家電用などのセンサー拡大期待などがあり出直りを拡大。

 東証1部の出来高概算は11億3774万株(前引けは5億4895万株)、売買代金は1兆9652億円(同9115億円)。1部上場2140銘柄のうち、値上がり銘柄数は1311(同1212)銘柄、値下がり銘柄数は729(同809)銘柄。

 また、東証33業種別指数は20業種(前引けは25業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、金属製品、繊維製品、その他製品、空運、電機機器、機械、輸送用機器、ガラス・土石、などとなった。(HC)

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