
■2008年作を原作に進化、フルボイス化や快適性向上で好評
マーベラス<7844>(東証プライム)は9月16日、コンシューマゲーム「牧場物語」シリーズの最新作『牧場物語 Let’s!風のグランドバザール』の世界累計出荷本数が50万本を突破したと発表した。8月28日に日本とアジア地域、8月27日に北米・欧州で発売され、対応機種はNintendo Switch™2、Nintendo Switch、Steam®となる。ダウンロード版を含めた数字で、発売から短期間での達成となった。
「牧場物語」シリーズは1996年に第1作が登場して以降、作物や家畜の世話、街の住人との交流や恋愛など、日常生活を楽しめる「ほのぼの生活ゲーム」として30作以上を展開し、国内外で高い人気を誇っている。最新作は2008年発売の『牧場物語 ようこそ!風のバザールへ』を原作とし、山あいの「そよかぜタウン」を舞台に牧場経営や週一回のバザールへの出店を通じて街を発展させる内容に仕上げた。フルボイス化をはじめとする進化したシステムも好評を得ている。
同社は今後も投入タイトルの品質向上に努め、「牧場物語」をはじめとする自社IPの国際的な定着と販売強化を目指す方針を示した。公式サイトでは詳細情報や追加ダウンロードコンテンツが公開されており、通常版やデジタルデラックス版など複数の価格体系で展開している。シリーズの成長を支える新作の好調な滑り出しは、今後のグローバル戦略の推進にも寄与するとみられる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)