AI CROSS、ロウプを完全子会社化、AI×マーケティング強化へ

■メッセージングサービスとAIを融合し、統合的マーケティング支援を推進

 AI CROSS<4476>(東証グロース)は9月19日、広告企画やプロモーション、マーケティングリサーチなどを手掛けるロウプを完全子会社化すると発表した。株式取得数は330株で議決権割合は100%となる。取得価額は相手先の要請により非開示。株式譲渡実行日は10月1日を予定している。今回の子会社化は、同社が掲げる中期経営計画「AIX2027」に基づき、メッセージングサービスとAIを融合したマーケティングソリューション強化を目的としている。

 ロウプはクリエイティブ制作力やデータドリブンなマーケティング支援に強みを持ち、AI活用の実績もある。これによりAI CROSSは、自社が保有する幅広いメッセージングチャネルとロウプの戦略立案力・ブランド体験設計力を組み合わせ、より高精度で統合的なマーケティング支援を提供できると見込んでいる。両社の顧客基盤を掛け合わせることで案件規模の拡大や新規案件の創出を図り、顧客価値と収益性の向上を狙う。

 ロウプは2005年設立で、資本金は1,000万円。直近の2025年2月期には売上高6億1900万円、営業利益9100万円、当期純利益6500万円を計上した。2023年3月期から2024年2月期にかけて財務数値の変動はあるものの、直近では業績が回復基調にある。同社の経営資源を取り込むことで、AI CROSSは事業モデル転換を一段と加速させ、AIを活用した次世代マーケティング企業としての地位を固める構えである。なお同件の業績予想への影響は精査中とされている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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