バリオセキュア、パーソルクロステクノロジーと医療業界向けセキュリティ強化で代理店契約を締結
- 2025/9/25 07:46
- IR企業情報

■厚労省基準に準拠した「セキュリティ健康診断サービス」で現状把握と改善提案
バリオセキュア<4494>(東証スタンダード)は9月24日、パーソルクロステクノロジーとセキュリティ分野における代理店契約を締結したと発表した。両社は、サイバー攻撃が高度化する中で特に医療業界における限られたリソースでのセキュリティ強化を課題と捉え、協業を通じて包括的なサービスの提供を開始する。バリオセキュアは20年以上にわたり中堅・中小企業向けのマネージドセキュリティサービスを手掛けてきた実績を有し、パーソルクロステクノロジーはエンジニアリング力に強みを持つパーソルグループの中核企業である。
同提携では、パーソルクロステクノロジーのコンサルティング部門が「セキュリティ健康診断サービス」を展開する。このサービスは厚生労働省が定める検査項目に準拠し、現状の診断と課題抽出、改善提案を行う仕組みである。医療DXの進展に伴い高まるセキュリティニーズに応えるものであり、レポートに基づいた改善策を提示することで医療機関のセキュリティ対策を支援する。
さらに、課題解決フェーズではパーソルクロステクノロジーが全体統括を担い、バリオセキュアはネットワークやエンドポイント領域での専門性を活かし、導入から運用・管理までを含めた統合型セキュリティソリューションを提供する。両社は同提携を通じて医療業界のセキュリティレベル向上を図り、その成果を他業界へも展開することで日本全体のサイバーセキュリティ強化に貢献する方針を示した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)