オンコリスバイオファーマ―のテロメスキャンを用いたCTCの測定が、米国の抗がん剤開発の臨床試験で有効性の検証に用いられることが決定

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■テロメスキャンの販売を拡大してゆく計画

 オンコリスバイオファーマー<4588>(東マ)が開発中の検査薬OBP-401(テロメスキャン)を用いた血液循環がん細胞(CTC)の測定が、米国創薬会社の抗がん剤開発の臨床試験で有効性の検証に用いられることが12月1日に決定されたことを発表した。

 当社は、がん検査薬テロメスキャンをキナーゼ阻害剤の開発に特化したディサイフィラ社(米国マサチューセッツ州)へ有償販売している。今回、同社による検証実験を経て、がん組織の血管新生に影響するキナーゼであるTIE2やVEGFRや、がん細胞の増殖に関連するキナーゼであるKITなどを標的とする新規分子標的抗がん剤開発の臨床試験における副次的な有効性評価項目測定のために、検査薬テロメスキャンを用いたCTC測定が活用される。

 なお、当社は試験データを共有すると共に、今後も分子標的抗がん剤の開発を進める他の製薬企業や研究機関へテロメスキャンを用いたCTC測定を有効性評価へ活用することを提案し、テロメスキャンの販売を拡大してゆく計画。

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