アドソル日進、映像分析技術で新特許を取得、特許数は累計25件に

■監視カメラ映像とセンサー情報を連携し、工場や倉庫のトラブル解決を迅速化

 アドソル日進<3837>(東証プライム)は9月29日、位置検知ソリューションに関連する映像分析技術で新たな特許を取得したと発表した。今回の特許は同社が2024年5月31日に取得した技術の分割出願によるもので、これにより同社の特許保有数は累計25件となった。新技術は監視カメラ映像と人・モノの位置情報を組み合わせて必要な映像を自動抽出・再生する仕組みであり、個人情報を収集せずに工場や倉庫のトラブル原因を特定できる点が特長である。これによりライン停止時間の短縮、歩留まり率の改善、作業分析の効率化が期待される。

 同社は位置検知ソリューション「uSIGMA(ユーシグマ)」を中核に、製造業や物流業における業務改革を支援してきた。今回の特許技術を適用することで同ソリューションをリニューアルし、従来多くの工数を要した作業分析をシステム化することが可能となる。分析に要する時間を最大85%削減できる見込みであり、スマートファクトリー化の推進やDX・IoTによる業務効率化に大きく寄与するものとみられる。さらに同社は医療や介護、データセンター、商業施設など幅広い分野への展開を視野に入れている。

 アドソル日進は自社AI研究所や米国サンノゼの研究開発拠点を中心に、大学・研究機関や先端企業との連携を強化し、DX、AI、IoT、セキュリティ領域で革新的技術の創出に取り組んでいる。知的財産の積極的な取得・活用を進めながら、位置検知技術を核とした「人」と「モノ」の見える化によって現場の効率化や課題解決を支援し、持続可能な社会と企業の競争力強化に貢献するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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