ジーイエット、ビットコイン20億円分を取得完了、7回に分け計画通りの購入

■評価損益は四半期ごとに計上、業績予想には未反映

 ジーイエット<7603>(東証スタンダード)は9月30日、総額20億円に及ぶビットコインの購入を完了したと発表した。同社は8月から9月にかけて7回に分けて取引を実施し、累計で118.4349BTCを取得した。取得単価の平均は1BTC当たり1688万6914円となり、8月に実施した3億円分の購入分も含めて計上している。

 今回の購入は、9月22日付で公表した「株主総会決議事項の実行およびビットコイン購入開始」に基づくものであり、同社は予定通り17億円相当の暗号資産を取得した。取引は8月21日から9月30日にかけて実施され、1回あたりの購入額は3億円から4億円規模となった。購入単価は1BTCあたり1651万円から1725万円前後で推移した。

 今後、同社は保有する暗号資産について四半期ごとに時価評価を行い、評価損益を損益計算書に反映させる方針である。ただし現時点の業績予想には同件による評価損益は織り込んでいないと説明している。業績に著しい影響が発生した場合には、適時適切な開示を行うとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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