
■6月14日に石垣市で女子サッカー公式戦開催、子どもや女性に夢とロールモデルを提供
インフォマート<2492>(東証プライム)は10月1日、企業版ふるさと納税制度を活用し、沖縄県石垣市に寄附を行ったと発表した。寄附金は2025年6月14日に石垣市サッカーパークあかんまで開催された女子サッカーチーム「FC琉球さくら」の公式戦招致に活用され、同市初のホームゲーム実現に結びついた。これは石垣市が推進する「まち・ひと・しごと創生推進事業」の一環であり、地域活性化や女性アスリートの活躍促進に寄与する取り組みと位置づけられる。
石垣市は人口減少や雇用機会創出といった地域課題に対応するため、内閣総理大臣認定を受けた地域再生計画を進めている。インフォマートは2024年4月に沖縄営業所を開設し、「沖縄のDXを前に」をスローガンにデジタル化支援を展開する一方、スポーツ振興を通じて地域社会に貢献する活動も強化してきた。女子サッカーチーム「FC琉球さくら」が取り組むジェンダー平等やキャリア支援の姿勢に共感したことから、今回の寄附に至ったとしている。
6月の試合当日は地域の子どもや女性を含む多くの市民が来場し、スポーツ観戦を通じて夢やロールモデルに触れる貴重な機会となった。インフォマートは会場に親子向け体験ブースを設け、福祉施設製作の菓子を配布しながらフードロスやSDGsへの理解促進にも努めた。今後も同社は、企業間取引の効率化を進める主力サービスと並行し、地域産業のDX推進やスポーツ支援を通じ、持続可能な地域社会の実現に向けた取り組みを継続するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)