
■AI仕訳や監査支援連携で業務の自動化と効率化を実現
ミロク情報サービス(MJS)<9928>(東証プライム)は10月2日、中堅・中小企業向けERPシステム『MJSLINKシリーズ』が、矢野経済研究所の「2025 ERP市場の実態と展望」において、年商50億円未満企業向け財務・会計管理ソリューションのライセンス売上高シェアで16年連続首位を獲得したと発表した。2009年から継続して首位を維持しており、同社の市場での強固な地位を裏付ける結果となった。
『MJSLINKシリーズ』は財務、給与、人事、販売、資産管理などを網羅するクラウド型ERPシステムである。最新版の『MJSLINK DX』では、AIを活用した仕訳作成自動化機能「AI仕訳」や、監査支援サービスとの連携による誤りや漏れの検知などを提供し、業務効率化とDX推進を後押ししている。これにより中堅・中小企業の経営改革や業務改善を支援し、システム連携を通じて生産性向上を実現している。
同社は全国33拠点のネットワークを活用し、地域密着型の支援を強化している。現在、約8400の会計事務所や約1万8000社の中堅・中小企業を含む10万社以上のユーザーに対し、経営システムや情報サービスを提供している。今後も地域企業のDX推進や企業価値向上に貢献する方針を掲げ、持続的な成長を目指すとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)