カイオム・バイオサイエンス、Axceleadと創薬一体型事業で提携、抗体医薬の知見と評価技術を融合

■日本の創薬エコシステム強化に貢献、バイオシミラー製造も視野に

 カイオム・バイオサイエンス<4583>(東証グロース)は10月7日、創薬支援企業であるAxcelead Drug Discovery Partners(Axcelead DDP)と、創薬一体型支援事業(IDD:Integrated Drug Discovery)に関する業務協力基本合意を締結したと発表した。両社は、抗体創薬を中心としたバイオロジクス分野の強みと、スクリーニングから安全性試験までを一貫して提供できるAxcelead DDPの評価プラットフォームを融合させることで、創薬ニーズに応える新たなソリューションの提供を目指していく。

 カイオムはこれまで、抗体医薬の研究開発を通じて蓄積してきた知見や技術をもとに、IDDビジネスを新たに立ち上げた。同事業では、バイオシミラーの国内製造といった社会的課題の解決にも取り組みつつ、日本の創薬エコシステムへの貢献を視野に入れている。今回の提携により、製薬企業やバイオベンチャーなどの創薬研究機関に対し、創薬初期から臨床段階への橋渡しまでを支援する体制が強化される見通しである。

 提携先のAxcelead DDPは、武田薬品工業<4502>(東証プライム)から分離・独立するかたちで2017年に創業した日本初の創薬ソリューションプロバイダーであり、大規模化合物ライブラリーやAIプラットフォームなど先進的な創薬支援インフラを保有している。なお、今回の業務提携が同社の2025年12月期業績に与える影響は軽微とされるが、今後重要な開示事項が生じた際には速やかに公表する方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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