ヒーハイストは年初来高値更新、26年3月期は黒字転換へ、直動機器好調で増収・増配見込む

■「スマート生産」で収益回復へ、設備投資・高採算製品に集中

 ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)は10月14日、79円高(13.41%高)の668円(9時43分)まで上げて年初来高値更新して4連騰している。同社の2026年3月期の連結業績予想は2桁の増収と黒字転換、並びに増配を見込む。主力の直動機器では、「スマート生産プロジェクト」の推進により生産能力・販売力を強化。部門別では直動機器が17.7%増の16億07百万円、ユニット製品が40.0%増の2億78百万円と好調を見込む。一方で精密部品加工はレース部品の減少で減収予想。第1四半期は需要回復の遅れで赤字継続も、通期見通しは据え置かれた。

 同社は直動機器分野における世界トップシェアの小径リニアボールブッシュを中核とし、自動化需要の高まりに対応した設備投資と開発投資を継続。中期経営計画では2027年3月期の営業利益を1億39百万円とし、配当性向は20~30%への強化方針。高収益製品への集中や低採算製品の撤退も進め、採算性向上を図る。株主優待制度は25年3月より導入され、毎年3月末時点で100株以上保有の株主にQUOカード3000円分を進呈する。マレーシア企業とのパートナー契約、社員持株制度の奨励金拡充、多様な働き方認証やSDGs登録など、非財務領域でも活動を活発化。収益回復期待を背景に株式市場での注目度も高まっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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