豊田通商など、レベル4自動運転トラック実証を開始、新東名で総合走行試験

■ドライバー不足解消と物流効率化へ、官民8社が実証加速

 豊田通商<8015>(東証プライム)は10月21日、経済産業省および国土交通省が推進する「自動運転レベル4等先進モビリティサービス研究開発・社会実装プロジェクト(RoAD to the L4)」の一環として、新東名高速道路でレベル4自動運転トラックの総合走行実証を開始したと発表した。先進モビリティ、日本工営、みずほリサーチ&テクノロジーズと同社の4社が事業を受託し、いすゞ自動車<7202>(東証プライム)、日野自動車<7205>(東証プライム)、三菱ふそうトラック・バス、UDトラックスの4社が実証に参加する。

 同事業は2021年度から進められており、ドライバー不足や物流効率化といった社会課題の解決を目的とする。これまで駿河湾沼津SA~浜松SA間で、自動発着、緊急停止、先読み情報支援、遠隔監視などの個別機能を検証してきた。今回の総合走行実証では、新御殿場IC~岡崎SA区間において、これらの機能を連携させた総合運転試験を実施する。自動運転サービス支援道ではレベル4を想定した自動走行を、その他区間ではレベル2走行を行い、自動合流、車線変更、速度調整、異常時対応を総合的に評価する。

 実証は2025年12月まで行われ、2026年度以降の社会実装に向けた技術標準化と運用指針策定につなげる。成果は「高速道路でのレベル4自動運転トラック導入の手引き」や「自動運転トラック活用ガイドブック」としてまとめられる予定である。豊田通商は全体管理、先進モビリティは車両システム開発、みずほリサーチ&テクノロジーズは事業モデル検討、日本工営と商用車メーカー4社は実証計画と評価を担当する。官民連携により、自動運転トラックの社会実装を見据えた実証が最終段階に入った。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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