【主なニュース&材料】防衛強化・産業共創・高齢者支援・M&A・再エネ・上場承認――政策相場と企業成長の交点へ

■自動化・資本提携・DX基盤・物流効率化・環境貢献・生成AI・地域拠点

・高市首相:防衛費をGDP比2%へ引き上げ方針。三菱重工業<7011>、川崎重工業<7012>、IHI<7013>など「防衛御三家」が上昇。東京計器<7721>、住友重機械工業<6302>、平河ヒューテック<5821>なども物色。核融合では浜松ホトニクス<6965>、宇宙ではアクセルスペースHD<402A>、サイバーではFFRIセキュリティ<9743>など注目。「高市トレード」が市場主導テーマに浮上。

・マツダ<7261>(東証プライム):日本製鉄<5401>(東証プライム)と共創活動を拡大。新型「CX-5」で10%軽量化を実現。設計・生産・調達の初期段階から連携し、車体性能と原価低減を両立。

・ワタミ<7522>(東証プライム):「好い日の御膳」が販売3週間で30万食達成。1食450円で高齢者需要を獲得。仕入・製造・物流を最適化し、低価格と品質を両立。

・(銘柄分析)ファーストコーポレーション<1430>(東証スタンダード):造注方式を強化し収益拡大へ。完成工事高堅調で増益維持。請負価格適正化により利益率上昇、指標面の割安感も材料。

・(銘柄分析)日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム):主力製品の米中市場拡販加速。新製品投入と原価低減で収益回復を見込む。

・(銘柄分析)ファンデリー<3137>(東証グロース):MFD・CID両事業が好調で26年3月期は大幅増収・黒字転換へ。価格改定と販路拡大が寄与。

・平和不動産<8803>(東証プライム):東京証券取引所ビル本館で耐震バリューアップ完了。800トン制震装置導入でBCP性能強化。

・マブチモーター<6592>(東証プライム):日本パルスモーターを約66億円で子会社化。モーション制御強化へ、医療・産業・モビリティ領域拡大。

・燦ホールディングス<9628>(東証プライム):こころネット<6060>を株式交換で完全子会社化。2026年2月効力発生、こころネットは同年1月29日に上場廃止予定。

・Defコンサルティング<4833>(東証グロース):イーサリアムを5000万円追加取得、累計25億円超に。暗号資産ポートフォリオ拡充。

・キッセイ薬品工業<4547>(東証プライム):「リンザゴリクス」が台湾で販売承認。子宮筋腫向け治療薬「Yselty」として上市へ。

・豊和工業<6203>(東証プライム):英和<9857>(東証スタンダード)と路面清掃車リユース事業で共同参入。循環型ビジネスモデル構築。

・倉元製作所<5216>(東証スタンダード):徳業エネルギー日本と蓄電池・VPP事業で提携。マイクログリッド分野に参入。

・清和中央ホールディングス<7531>(東証スタンダード):札幌証券取引所本則市場への上場承認。11月10日に重複上場、地域密着戦略を強化。

・RISE<8836>(東証スタンダード):災害保険金1500万円を特別利益に計上。建物損害補填で会計処理完了。

・ポールトゥウィンホールディングス<3657>(東証プライム):連結子会社が生成AI活用の全自動型E2Eテスト設計システムを導入。品質保証効率化へ。

・技術承継機構<319A>(東証グロース):フォークリフト中古販売のアドバンスを子会社化。製造・物流領域を拡大。

・サイボウズ<4776>(東証プライム):9月連結売上高325億円、前年同期比30.4%増。クラウド事業がけん引。

・ヤマハ発動機<7272>(東証プライム):7軸協働ロボット「Yamaha Motor Cobot」発売。トルクセンサ内蔵で繊細動作と高安全性を両立。初年度150台販売を計画。多品種少量・人手不足対応で生産現場支援。

・ラバブルマーケティンググループ<9254>(東証グロース):AIフュージョンCG<254A>(東証スタンダード)を引受先に第三者割当増資を実施。約4.9億円を調達し親会社化(議決権比率47.75%)。自己資本比率36.9%へ改善しM&A・新規事業投資に充当。

・イトーキ<7972>(東証プライム):基幹システムを全面刷新。クラウドERPとSCM稼働で受発注~売上の統合管理を実現。属人化排除と標準化により業務効率化。オラクルが改革成果を高評価。

・栗林商船<9171>(東証スタンダード):RORO船「神明丸」就航で6隻体制に拡大。東京~大阪・仙台~大阪で増便し、モーダルシフト推進。CO2排出70%削減、輸送時間3時間短縮。環境経営を強化。

・科研製薬<4521>(東証プライム):「サイトライン・ジャパン・アワード2025」で『Licensing Deal of the Year』と『Pharma Company of the Year』二冠。J&JとのSTAT6阻害剤大型導出案件が評価。

・OpenAI:AIブラウザ「ChatGPT Atlas」公開。ウェブ要約・比較・予約を支援するサイドチャット機能を搭載。macOS版から開始し、他プラットフォーム展開予定。

・楽天グループ<4755>(東証プライム):「2025年冬のトレンド予測」発表。省エネ「パーソナル寒さ対策」、節約型「家チャージ」、外食代替「おうち行列飯」が3大潮流。

・アステナホールディングス<8095>(東証プライム):能登ヒバ循環利用を支援。「NAIA」ブランド製品売上の一部を「アテサポート型基金」へ寄付。伐採・再植林・育成の循環構築を推進。

・エイトレッド<3969>(東証スタンダード):東亜建設工業<1885>がワークフロー「AgileWorks」導入。150種類の申請を電子化し承認期間を4分の1に短縮。Box連携で情報管理も強化。

・ネオジャパン<3921>(東証プライム):米LIVEX AI社と再販契約締結。AIエージェントを国内提供開始。顧客対応を収益化する「プロフィットセンター化」支援。

・イトーキ<7972>(東証プライム):仙台に「ITOKI DESIGN HOUSE SENDAI」開設。地域文化融合のワークプレイスで地方都市の働き方を発信。

(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■地域と共に築いた「鮪解体ショー」で世界一の舞台へ  銚子丸<3075>(東証スタンダード)は、同…
  2. ■速乾・吸水機能を備えたブラ&ショーツ、11月7日から応援購入受付  グンゼ<3002>(東証プラ…
  3. 日産自動車 日産 NISSAN
    ■経営再建計画の一環として保有資産を最適化、20年間の賃貸借契約で本社機能維持  日産自動車<72…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  2. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  3. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  4. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  5. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  6. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る