
■マレーシアでの案件増と原価低減が奏功、前年同期比61%の増益見通し
サンテック<1960>(東証スタンダード)は10月27日、2026年3月期第2四半期(累計)の連結業績予想を上方修正したと発表した。マレーシアでのデータセンターおよび半導体工場の工事案件が増加し、売上高・利益ともに当初計画を上回る見込みとなった。
修正後の連結業績予想は、売上高282億0300万円(前回比12億0300万円増)、営業利益11億7800万円(同8億7800万円増)、経常利益15億3400万円(同9億400万円増)、親会社株主に帰属する中間純利益11億9600万円(同6億9600万円増)とした。前年同期比では経常利益が約61%増益の見通しとなる。持分法適用会社からの投資利益1億5300万円も寄与した。
一方、個別業績では売上高が前回予想を下回る見込みだが、原価低減の進展や大型工事における採算改善により利益面は上振れる見通しである。同社は通期業績予想について現在精査中で、11月10日に予定する第2四半期決算発表時に公表するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)























