メディネット、インド発再生医療製品「Stempeucel」導入へ、国内独占開発権のオプション契約を締結

■インドで承認済みの「Stempeucel」、国内治験開始と早期承認を目指す

 メディネット<2370>(東証グロース)は10月27日、インドのステムピューティクス社(カルナータカ州ベンガルール)との間で、同社が創製した同種間葉系間質細胞製品「Stempeucel(ステムピュセル)」の日本における包括的高度慢性下肢虚血(CLTI)を対象とした開発・商業化に関するオプション・ライセンス契約を締結したと発表した。メディネットは同契約により、国内での独占的開発・商業化権に関するオプション権を取得し、治験開始に向けた準備を進める。

 同製品は、複数の健康成人の骨髄から抽出した間葉系間質細胞を用い、ステムピューティクス社独自の特許技術で製造される再生医療等製品である。2017年にインドでバージャー病由来の重症下肢虚血に対し条件付き製造販売承認を受け、2020年に同承認を取得した。その後、末梢動脈疾患(PAD)由来の重症下肢虚血および2022年には変形性膝関節症に対する治療用製品としても承認され、累計600例を超える臨床使用実績がある。臨床試験では疼痛改善率78%、足潰瘍閉鎖率82%など高い有効性と安全性が確認されている。

 包括的高度慢性下肢虚血は末梢動脈疾患の最終段階にあたり、死亡率や下肢切断リスクが高く、既存の血行再建術では十分な効果が得られないケースも多い。国内で承認された再生医療等製品は現時点で存在せず、新たな治療法の実用化が求められている。メディネットは今後、インドで蓄積された臨床データを活用し、日本における治験と早期承認取得を目指す方針である。なお、2026年9月期業績への影響は軽微としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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