美樹工業、第3四半期経常利益96%増の20億円超、通期計画をすでに突破

■分譲マンション売却とヒョウ工務店の寄与で好業績、経常利益進捗率107%に到達

 美樹工業<1718>(東証スタンダード)は10月27日、2025年12月期第3四半期(1~9月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比34.7%増の273億6581万円、営業利益は同2倍の20億7162万円、経常利益は同96.1%増の20億4407万円、純利益は同118.1%増の12億6382万円と大幅増益となった。建設事業で収益性の高い工事の完成や、M&Aで取得したヒョウ工務店の寄与、さらに分譲マンションの売却が業績を押し上げた。

 建設事業セグメントは売上高168億8876万円(前年同期比59.7%増)、営業利益15億2446万円(同134.5%増)と好調だった。住宅事業も新築引渡棟数の増加により売上高102億9275万円(同7.6%増)、営業利益5億3267万円(同36.8%増)と堅調に推移した。一方、その他事業は売上高1億8587万円(同4.1%増)ながら、物価高による原価上昇の影響で営業利益は700万円(同4.0%減)にとどまった。資産は374億5262万円(前期末比15.0%増)と拡大し、販売用不動産の増加や現金預金の積み増しが寄与した。

 通期見通しは売上高350億円、経常利益19億円、純利益11億円とし、7月28日に公表した計画を据え置いた。第3四半期時点で経常利益の進捗率は107.6%に達しており、通期目標をすでに上回った。第4四半期(10~12月)は一時的な赤字見通しとするが、直近四半期(7~9月期)の経常利益は前年同期比2.0倍の9億9000万円と急拡大しており、今後の上方修正余地もある。売上営業利益率も前年同期の6.8%から8.7%へ改善しており、収益性の高い事業構造への転換が進展している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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