Welby、ミナカラと業務提携でストップ高買い気配、PHR活用の新医療アクセスモデル構築

■健診データから診療・薬配送まで一貫支援、働く世代の医療アクセス改善へ

 Welby<4438>(東証グロース)は11月10日、NTTドコモの100%子会社ミナカラと、PHR(パーソナル・ヘルス・レコード)を活用したオンライン診療支援および服薬支援サービスに関する業務提携を締結したと発表。両社は、健保組合など保険者向けに、健診結果からオンライン診療・服薬指導・薬配送までを一貫して提供する新たな医療アクセスモデルを構築する。これにより、時間や場所にとらわれず医療につながれる仕組みを整え、働く世代の健康維持を支援する方針である。

 背景には、働く世代の「いつでも医療にアクセスしたい」というニーズの高まりがある。WelbyはこれまでPHRを通じた受診勧奨や行動変容支援を推進してきた一方、ミナカラはオンライン診療から薬剤配送までを包括する利便性の高いサービスを展開してきた。両社の連携により、健診データを基に医師や薬剤師とのビデオ通話で医療相談を行い、自宅や職場で薬を受け取るという新たな医療体験が可能になる。初期費用やランニング費用を抑え、保険者や企業への導入を促す仕組みも整備する。

 両社は2025年度内に複数の健康保険組合への導入を目指すとともに、オンライン相談や診療後のフォローアップをPHR上で一元管理し、慢性疾患の重症化予防にも取り組む。今後はNTTドコモグループの技術基盤とWelbyの医療データ利活用ノウハウを組み合わせ、生活習慣病領域を中心に「誰もが必要なときにすぐ医療につながる」社会の実現を目指す構えである。

■提携報道でストップ高買い気配、デジタル医療拡大に期待

 11月10日午前、株価はストップ高となる360円に買い気配となっている。前週末比28%高で、出来高は前日比急増。NTTドコモ子会社ミナカラとの業務提携によるPHR活用の新医療モデル構築が材料視された。市場ではデジタルヘルス分野拡大への期待が買いを誘っている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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