江崎グリコ、「アイクレオ 赤ちゃんミルク」の賞味期限を10カ月に延長

■9カ月から10カ月へ、安全性確認で2025年11月製造分より順次適用

 江崎グリコ<2206>(東証プライム)は11月10日、「アイクレオ 赤ちゃんミルク」の賞味期限を製造日より9カ月から10カ月へ延長すると発表した。品質検証により長期保存でも安全性が確認されたことから、2025年11月製造分より順次適用する。これにより、消費者の利便性向上とともに食品ロス削減を図る。

 対象商品は125ミリリットル入りの「アイクレオ 赤ちゃんミルク」で、パッケージデザインや内容量、成分の変更はない。母乳に近い成分バランスを実現し、ミネラルやナトリウム量を調整しているほか、母乳にも含まれるガラクトオリゴ糖を配合している。さらに、超高温短時間殺菌によりミルク本来の白さを保ち、6層構造の紙パックでおいしさと安全性を守る設計となっている。

 同製品は無菌パック製法により常温での長期保存が可能であり、環境負荷の低減にも寄与する。同社は今後も安心・安全な商品づくりを進めるとともに、持続可能な社会の実現に貢献していく姿勢を示した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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