キユーピー、家庭用28品目と業務用589品目を値上げ、26年春から段階的に改定

■原材料・資材・人件費の上昇が直撃、企業努力では吸収困難に

 キユーピー<2809>(東証プライム)は12月3日、家庭用商品と業務用商品の大規模な価格改定を実施すると発表した。家庭用は2026年3月2日出荷分から、業務用は同年4月1日出荷分から対象となる。原材料価格や包装資材費、人件費、物流費などの上昇が続く中、同社はこれまで合理化と経費節減に努めてきたが、企業努力のみでは吸収できない水準に達したと判断したためである。

 家庭用商品の改定では、調理食品と素材食品の計28品目が対象となり、参考小売価格は約5~17%上昇する。主な対象には「あえるパスタソース」シリーズ18品目や「サラダクラブ 素材パウチシリーズ」10品目が含まれる。例えば「キユーピー あえるパスタソース たらこ」は税抜230円から248円に、「サラダクラブ うずら卵水煮(国産)」は税抜185円から168円へと見直されるなど、幅のある改定が行われる。

 一方、業務用商品では調味料、調理食品、ケアフード、サラダ、タマゴ加工品など589品目が対象で、改定幅は約3~24%とより大きい。ケアフードはジャネフブランドの商品群を指し、容量や包装違いも別品目として扱われるため対象範囲が広い。家庭用・業務用ともにコスト上昇が続く環境下で、安定供給と品質維持のために価格改定が必要と判断したとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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