And Doホールディングス、ハウス・リースバック資産を流動化、HLB22号へ信託受益権譲渡
- 2025/12/24 16:59
- IR企業情報

■首都圏などの戸建・区分所有建物を対象、12月25日譲渡予定
And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は12月24日、取締役会において、住みながら自宅を売却できる「ハウス・リースバック」で取得した個人住宅などの不動産を流動化し、HLB22号合同会社に信託受益権を譲渡することを決議したと発表した。取得資産の流動化を通じ、保有資産の効率的活用と財務の健全化を図る狙いである。
同社は、「ハウス・リースバック」を高齢者や個人事業主など多様な顧客の資金ニーズに応えるサービスとして展開している。今回の譲渡対象は、首都圏・中部圏・近畿圏を中心とした戸建住宅および区分所有建物で、平均戸当たり約1800万円、件数は110件を予定する。譲渡価格は19億8400万円、帳簿価格は16億8500万円で、譲渡益は2億9900万円を見込む。
譲渡先のHLB22号合同会社は、不動産信託受益権の取得・保有・処分を目的に2025年11月に設立されたファンドである。信託受益権の譲渡日は12月25日を予定する。同件に伴い、同社は2026年6月期通期連結決算で譲渡価格を売上高に計上し、匿名組合出資分の配当を営業外収益として計上する見込みだ。業績予想への影響は織り込み済みで、現時点での修正はないとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)






















