日本エンタープライズ、26年5月期中間期増収増益、キッティング支援需要回復で通期大幅増収増益

(決算速報)
 日本エンタープライズ<4829>(東証スタンダード)は1月9日に26年5月期第2四半期累計(以下、中間期)連結業績を発表した。増収増益だった。クリエーション事業の増収効果に加え、販管費の抑制なども寄与した。そして通期の大幅増収増益予想を据え置いた。コンテンツサービスやキッティング支援などの拡大を見込んでいる。積極的な事業展開で収益回復を期待したい。株価は下値固め完了して反発の動きを強めている。出直りを期待したい。

■26年5月期中間期増収増益、通期は大幅増収増益予想

 26年5月期中間期の連結業績は売上高が前年同期比1.6%増の21億89百万円、営業利益が3.8%増の12百万円、経常利益が16.1%増の31百万円、親会社株主帰属中間純利益が3百万円(前年同期は8百万円の損失)だった。増収増益だった。クリエーション事業の増収効果に加え、販管費の抑制なども寄与した。

 クリエーション事業(一般消費者向けコンテンツサービス、法人向けビジネスサポートサービス等)は、売上高が6.8%増の8億92百万円、営業利益(全社費用等調整前)が2.5%減の1億80百万円だった。売上面は、一般消費者向けコンテンツサービスで通信キャリア向け定額制コンテンツが減少したが、法人向けビジネスサポートサービスがキッティング支援(代行サービス)の需要回復やオーダーメイドツールの拡販により増加したほか、交通情報なども伸長した。利益面はシステム開発サービスの外注費増加などが影響した。

 ソリューション事業(法人向けシステム受託開発・運用等)は、売上高が1.6%減の12億97百万円、営業利益が6.3%減の1億16百万円だった。業務支援サービスやガラスコーティング剤等が増加したが、システム開発サービスが復調途上のため減収だった。

 全社ベースの業績を四半期別にみると、第1四半期は売上高が10億82百万円で営業利益が11百万円の損失、第2四半期は売上高が11億07百万円で営業利益が23百万円だった。

 通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比20.0%増の53億30百万円、営業利益が3.5倍の2億40百万円、経常利益が2.8倍の2億50百万円、親会社株主帰属当期純利益が7.1倍の1億55百万円としている。配当予想は前期と同額の3円(期末一括)としている。予想配当性向は74.6%となる。

 クリエーション事業ではコンテンツサービスやキッティング支援などの拡大、ソリューション事業ではシステム開発サービスの復調などを見込んでいる。積極的な事業展開で収益回復を期待したい。

■株価は下値固め完了して反発の動き

 株価は下値固め完了して反発の動きを強めている。出直りを期待したい。1月9日の終値は114円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS4円02銭で算出)は約28倍、今期予想配当利回り(会社予想の3円で算出)は約2.6%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS122円87銭で算出)は約0.9倍、そして時価総額は約44億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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