アステリアが後場急騰、JPYCと資本業務提携、ステーブルコインで新事業創出

■第三者割当で自己株48万700株を処分、相互資本参加で中長期成長狙う

 アステリア<3853>(東証プライム)は1月16日13時30分、JPYCと資本業務提携を締結し、第三者割当による自己株式の処分を実施すると発表した。ブロックチェーン技術を活用した日本円建てステーブルコイン「JPYC」を発行・運営する同社との連携を通じ、デジタル決済やデータ流通分野での新たな事業創出を図る。

 提携では、JPYC決済やブロックチェーン活用に関する共同検討、業務システムやデータ連携分野での協業、JPYCを活用したトレジャリービジネス、ステーブルコイン市場の開拓や情報発信での連携に取り組む。両社の技術や事業基盤を融合し、企業や官公庁向けDX支援の高度化と新規ビジネス創出を狙う。

 資本面では、アステリアが普通株式48万700株(発行済株式数の2.75%)をJPYCに割り当て、処分価額は1株1040円、総額約4億9992万円とした。一方、JPYCからB1種優先株式5万7937株を取得し、既存保有分と合わせた持株比率は3.71%となる予定である。本件は資金調達を目的とせず、相互の資本参加を通じた中長期的な成長とシナジー創出を重視する。

■株価は買いが先行

 株価は前日終値1010円から上値を伸ばし、後場は1188円まで急騰した。出来高201万株、売買代金約22億円と資金流入も目立つ。値幅上限1310円が意識される一方、信用買残173万株で倍率5.64倍と過熱感もある。提携の具体案件や収益化の進捗が示されるかが次の株価材料だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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