三井住友FGが戻り高値を更新など銀行株も軒並み高い、長期金利強く日米関税交渉の決着も寄与

■関税巡る不安が後退し産業界の信用不安のタネも後退

 三井住友FG(三井住友フィナンシャルグループ)<8316>(東証プライム)は7月23日、5%高の3818.0円(181.0円高)まで上げた後も強い値動きを続け、今年4月1日以来の1800円台を回復している。日銀・内田真一副総裁の高知県での講演内容が伝えられ、長期金利の指標となる新発10年国債の利回りが急反発して1.595%(前日比0.095%高)となり、買い材料視されている。また、日米関税交渉の決着が伝えられて株式市場がほぼ全面高となり、産業界の信用不安の後退要因になることなども寄与している。

 みずほフィナンシャルグループ<8411>(東証プライム)も5%高の4377円(195円高)まで上げて戻り高値に進んでいる。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東証プライム)も4%高の2088.5円(88.5円高)まで上げて戻り高値に進んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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