五洋建設とライト工業、削孔操作支援AIを開発、実証で効果確認

■実証実験で精度55%向上、作業時間20%削減

 五洋建設<1893>(東証プライム)とライト工業<1926>(東証プライム)は1月16日、AIを活用した削孔操作支援技術「曲がり削孔AIガイダンスシステム」を開発し、現地実証実験で有効性を確認したと発表した。既設構造物直下の液状化対策に用いる曲がり削孔工法において、熟練技能の再現を目指した技術である。

 曲がり削孔は高い操作技能を要し、経験の浅いオペレータでは施工精度の確保が課題であった。同システムは、ディープラーニングを用いたリアルタイム位置推定と、設計ラインへの最適操作量を算定する二段階解析で構成され、2,000m超の削孔データを学習している。

 実証実験では、32mの曲線削孔で最大ズレ量を約55%低減し、削孔時間も約20%短縮した。さらに、五洋建設の三次元可視化ツール「Gi-CIM」と連携し、遠隔での進捗確認も可能とした。両社は技能のデジタル継承を通じ、建設生産性と品質向上に貢献する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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