【主なニュース&材料】銘柄分析・浮体式洋上風力・テレビ事業再編・全固体電池・バイオ医薬――成長投資と収益拡大へ

■洋上風力稼働、ソニー×TCL合弁構想、建設DX・AI・空間演出M&A・ドローン国産化

・住友電気工業<5802>(東証プライム):国内初の大規模浮体式洋上風力「五島洋上ウィンドファーム」で、22kV交流の海底送電ケーブル工事を完了し引き渡し。出力2100kW×8基で総出力1万6800kW、商用運転は2026年1月5日開始。

・ソニーグループ<6758>(東証プライム):中国TCLとホームエンタテインメント領域で戦略提携に向け基本合意。TCL51%・ソニー49%出資の合弁会社設立を想定し、2026年3月末までに確定契約、2027年4月の事業開始を目指す。「ソニー」「ブラビア」ブランドで大型テレビ市場の成長取り込みを狙う。

・(銘柄診断)ブルーイノベーション<5597>(東証グロース):ドローン国産化支援や老朽インフラ点検の需要拡大が追い風とされ、政策テーマの浸透で成長期待が意識される。下水道点検の法改正検討なども材料視された。

・マクセル<6810>(東証プライム):ER電池とサイズ互換の全固体電池モジュールを開発。量産品全固体電池8個を搭載し標準容量35mAh、3.6V出力回路内蔵で5V充電対応。交換負担と廃棄量の低減を訴求し、「AUTOMOTIVE WORLD 2026」(1月21~23日、東京ビッグサイト)で展示予定。

・第一興商<7458>(東証プライム):コインパーキング「ザ・パーク」の全国車室数が2025年12月17日に5万車室を突破。2016年参入から9年で業界7位に浮上し、2025年12月31日時点で4367カ所・5万577車室を運営。

・(銘柄分析)日本エンタープライズ<4829>(東証スタンダード):中間期が増収増益で、通期も大幅増収増益見通し。クリエーション事業の拡大やソリューション事業の復調を見込むとした。

・(銘柄分析)マルマエ<6264>(東証プライム):26年8月期は大幅増収増益予想。半導体需要の拡大に加え、子会社KMACの通期連結効果が成長を押し上げる見立て。

・(銘柄分析)インフォマート<2492>(東証プライム):26年12月期も収益拡大基調とし、料金改定効果やコスト削減で収益性改善を見込む。25年12月期決算発表は2月13日予定とした。

・(銘柄分析)And Doホールディングス<3457>(東証プライム):26年6月期は増益予想。事業ポートフォリオ再構築で不動産売買と金融(リバースモーゲージ保証)を成長の軸に据える。

・(銘柄分析)エイトレッド<3969>(東証スタンダード):26年3月期は2桁の営業・経常増益予想で9期連続増配見通し。クラウド拡大とストック収益の積み上げを成長要因に挙げた。

・セルシス<3663>(東証プライム):制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT」の世界累計出荷本数が6000万本を突破。多言語対応や海外販促が奏功し、SaaSのARRは54億円超とした。

・TOPPANホールディングス<7911>(東証プライム):オフィス内装の設計・施工を担うアロワーズを株式100%取得で子会社化。空間演出事業「expace」の提案力と案件対応スピードを高め、拡大を加速する方針。

・ライオン<4912>(東証プライム):豪ビューティケア企業PNBを全株式取得し完全子会社化。主力ブランド「Sukin」を軸に、アジア・豪州市場でのシナジー創出と海外展開加速を掲げた(取得価額は非公表、影響は限定的見通し)。

・富士製薬工業<4554>(東証プライム):ウステキヌマブBS皮下注90mgシリンジの製造販売承認を取得。45mg製剤に続く倍量規格で、90mg投与が必要な患者は1回投与で治療可能となり負担軽減を見込む。

・SHIFT<3697>(東証プライム):松尾研究所と、AIで外部仕様を可視化する「SHIFT DQS システム可視化サービス」の共同開発を開始。多言語対応拡充と精度向上で、基幹システム刷新需要(「2025年の崖」)に対応する。

・北紡<3409>(東証スタンダード):Ⅴリムジンを株式交付と一部現金で子会社化し、ハイヤー・タクシー事業に新規参入。51%取得で連結子会社化し、事業開始は2026年3月上旬予定(希薄化見込み6.74%)。

・THE WHY HOW DO COMPANY<3823>(東証スタンダード):子会社グッドマンとWHDCアクロディアの技術を統合し、AI活用のマンション・ビル向け漏水管理ソリューションを本格始動。今夏頃の提供開始を目指し、機器販売のフロー収益と運営の継続収益の両立を狙う。

・ナック<9788>(東証プライム):株主優待の内容を決定し、自社化粧品を贈呈。100株以上でローション、300株以上でローション+詰替、500株以上でミルクを加えた3点セットとし、基準日は2026年3月31日、贈呈は7月上旬予定。

・坪田ラボ<4890>(東証グロース):MGD治療薬「TLM-001」のPhase2a試験で初回被験者組入れ(FPI)を開始。マルホ主導で概念実証を進め、計画と概ね整合して進捗しているとした。

・ヘリオス<4593>(東証グロース):ARDS治療薬「HLCM051」の国際第3相「REVIVE-ARDS試験」で、国内の治験計画届出書をPMDAに提出。最大550例、主要評価は投与後28日間の人工呼吸器非装着日数(VFD)で中間解析も実施する設計。

・大林組<1802>(東証プライム):力触覚技術「リアルハプティクス」を応用した自動火薬装填システムを改良し、火薬装填作業の無人化を実現。新笹子トンネル工事で試行し、従来5名の作業を切羽から離れた場所で1名が担当でき、安全性向上と省人化を確認。

・鹿島<1812>(東証プライム):pluszeroと、ドラレコ映像からバックホウ作業を8区分で自動分類・定量化するAIモデルを構築。最大20台の稼働効率分析で重機配置最適化につなげ、「待機」97.1%などの精度を確認。

・クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム):子会社メディカル・プリンシプル社が「民間医局」の医業承継・開業サポートを拡充。開業・承継物件を1000件超公開し、専門コンサルが物件選定から承継後まで一貫支援。

(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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