住友電気工業、国内初の浮体式洋上風力「五島洋上ウィンドファーム」海底送電工事を完了

■再エネ海域利用法初の認定案件、総出力1万6800キロワットで商用運転開始

 住友電気工業<5802>(東証プライム)は1月20日、戸田建設から受注した国内初の大規模浮体式洋上風力発電所「五島洋上ウィンドファーム」における海底送電ケーブル工事を完了し、引き渡したと発表した。同発電所は2026年1月5日に商用運転を開始している。

 同発電所は、戸田建設を中心とする6社が設立した特別目的会社(SPC)である五島フローティングウィンドファーム合同会社が開発を担った浮体式洋上風力発電所である。長崎県五島市沖の水深約130~140メートルの海域に、出力2100キロワットの浮体式風車8基を設置し、総発電容量は1万6800キロワットに達する。再エネ海域利用法に基づく国内初の認定案件として、約3年の工事期間を経て商用運転に至った。

 住友電気工業は、発電所建設を担う戸田建設と連携し、22キロボルト交流の海底送電ケーブルについて設計・製造・施工を担当した。スタティックケーブル7・3キロメートル、ダイナミックケーブル47・5キロメートルの敷設から接続、陸揚げまでを深水域で安全かつ確実に完遂した。今後も同社グループは、送配電設備を軸とした総合的な電力ソリューションを強みに、洋上風力発電向け海底ケーブル事業を通じて次世代のエネルギーインフラを支えるとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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