ククレブ・アドバイザーズ、地主・MLE両社と資本業務提携、共同投資・不動産テックで成長加速

■公募増資と第三者割当で約39億円調達へ

 ククレブ・アドバイザーズ<276A>(東証グロース)は2025年10月30日、地主<3252>(東証プライム)とエムエル・エステート(MLE社)との間で資本業務提携契約を締結すると発表した。両社との連携強化を通じ、企業不動産(CRE)ソリューションと不動産テックの融合を一層進め、共同投資やCREファンド組成を推進する。同時に、公募および第三者割当による新株式発行を決定し、最大約39億円を調達する方針を示した。

 地主社とは、2025年5月の業務提携を基盤に、共同投資や土地情報の連携などJINUSHIビジネスとの連動を深める。不動産テックシステムを共同開発し、地主社の土地情報やテナント情報をAIで自動分析・マッチングすることで生産性向上を図る。また、同社の100%子会社ククレブ・マーケティングがシステム開発を担う。一方、MLE社とは2021年の資本提携以来、みずほリースグループの顧客向けCRE戦略を共同実施してきた。今回の契約により、共同投資・アセットマネジメント・人材交流など、より幅広い協業体制へ拡大する。地主社には10万8400株、MLE社には4万6500株を割り当て、それぞれ発行済株式の約2.5%と1.1%を占める。

 さらに、同社はみずほ証券およびSMBC日興証券を共同主幹事として公募増資を実施する。公募56万株、第三者割当15万株、オーバーアロットメント9万株などを予定し、発行済株式数は最大で約19%増加する。調達資金は2027年8月期までに、CREソリューション事業の投資物件取得資金に約37億9519万円、不動産テック事業のシステム開発資金に約1億円を充当する。地主・MLE両社との共同案件を含めた資金活用で、同社の中期経営計画「A Tech-Driven Platform Strategy」に基づく成長戦略を推進し、CREプラットフォーマーとしての地位確立を目指すとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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