ANAPホールディングス、約5億円のビットコイン追加購入、保有総額155億円超に

■暗号資産投資を拡大、29BTC取得

 ANAPホールディングス<3189>(東証スタンダード)は9月11日、連結子会社のANAPライトニングキャピタルを通じ、ビットコインを新たに29.5808BTC(投資額4億9,996万9,604円)購入したと発表した。これにより同グループの総保有量は1,047.5646BTCとなり、累計投資額は155億3,375万4,353円に達した。平均取得単価は1BTCあたり1,482万8,445円で、参考ベースの評価損益は20億6,359万4,883円のプラスとなっている。

 同社は保有ビットコインについて明確な管理方針を定めている。購入・運用は子会社が担い、財務諸表作成においては四半期ごとに時価評価を実施し、その評価損益を損益計算書に計上する体制とした。これにより暗号資産の価格変動が財務数値に直接影響する仕組みが整えられた。

 今後の見通しとして、四半期ごとの時価評価に基づく損益計上を継続する方針を示した。ビットコイン価格の変動次第では連結業績に著しい影響が及ぶ可能性があるため、その際は速やかに開示を行うと説明している。暗号資産を企業資産として積極的に活用する動きとして注目される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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