三菱マテリアルが次第高、先進的なナノ粒子技術企業への出資に注目集まる

■ナノ粒子の物性を自在に設計、高度な機能の新材料開発に期待

 三菱マテリアル<5711>(東証プライム)は11月5日、次第に強含む相場となり、14時過ぎには2514.0円(20.5円高)まで上げて出直りを強めている。同日午前、「先進的なナノ粒子技術を開発するilluminusに出資」と発表しており、独自技術の「レーザー誘起還元法」などを擁するilluminus(イルミナス、東京都中央区)との協業展開に期待が強まっているようだ。

 発表によると、イルミナス社は、独自技術である「レーザー誘起還元法」を用いて、金属ナノ粒子や合金ナノ粒子を開発・製造する企業。同還元法は、これまでの化学還元法と異なり、高純度かつ均一なナノ粒子を合成することが可能。還元剤を使用しないことにより環境負荷が低減し、より持続可能な製造プロセスを実現する。また、合金ナノ粒子の合成においても卓越した性能を発揮し、従来では実現が困難だったナノ粒子の組成制御や構造制御を可能にする。ナノ粒子の物性を自在に設計し、電子部品、触媒、医療など、幅広い分野において高度な機能を発揮する材料の開発が期待されるという。協業しながら、環境負荷の少ない新規金属・合金ナノ粒子の製造プロセスの確立を目指し、早期の製品化を目指す。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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