さくらインターネットが「ブロックチェーン」など材料に連日ストップ高

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■「一次規制は待ったなしの買いや」の見方も出て需給相場の様相

 さくらインターネット<3778>(東1・売買単位100株)は30日も大幅続伸となり、10時30分にかけてストップ高の775円(100円高)に到達。昨日の一時ストップ高を含めて3日連続ストップ高となった。12月16日付で「フィンテック」(金融とITの融合)技術などのテックビューロ(大阪府)と共同で「ブロックチェーン」(取引履歴データなどの画期的な監視システム)の実証実験環境を金融機関などに無料提供すると発表してから急伸を開始。材料株が需給相場の様相を強める歳末特有の展開となっている。

 29日売買分からは委託保証金率の引き上げなどの信用取引規制が掛かったが、こうした材料株相場では、経験則から「一次規制(急伸相場が始まってから最初の信用取引規制)は待ったなしの買いや」と威勢のいい声がある。同じくテックビューロと提携したロックオン<3690>(東マ)も大幅続伸となっている。

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