インテリジェントウェイブの第2四半期は、両事業共に当初計画を上回る

■プロダクトソリューション事業の売上高は大幅増収

 インテリジェントウェイブ<4847>(JQS)の第2四半期は、金融システムソリューション事業、プロダクトソリューション事業共に当初計画を上回った。特に、プロダクトソリューション事業の売上高は大幅増収となった。

 16年6月期第2四半期連結業績は、売上高29億96百万円(前年同期比5.3%増)、営業利益2億02百万円(同10.3%増)、経常利益2億15百万円(同17.3%増)、純利益1億45百万円(同40.6%減)であった。最終利益の大幅減益は、前期は投資有価証券評価損の一部について税務上損金計上できたことの影響による。

 金融システムソリューション事業は、売上高26億円、営業利益1億80百万円の期初計画に対して、売上高26億19百万円、営業利益2億04百万円と計画を上回る数字を達成した。しかし、前年同期は、売上高26億36百万円、営業利益2億90百万円であった。減収減益の要因は、当社製パッケージソフトウェアの販売実績が減少したことによる。

 プロダクトソリューション事業では、当社製、他社製のサイバーセキュリティ対策に関わるパッケージソフトウェアを販売している。当期の売上高は3億76百万円(同77.8%増)、営業利益△02百万円(前年同期△1億07百万円)となった。期初計画は、売上高3億円、営業利益△80百万円であった。

 今期16年6月期連結業績予想は、売上高65億円(前期比5.5%増)、営業利益5億40百万円(同11.6%増)、経常利益5億40百万円(同10.2%増)、純利益3億50百万円(同25.7%減)を見込んでいる。

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