メディネットは大規模病院との契約など好感し急反発

株式市場 銘柄

■四半期赤字だが株価は下げ止まりの兆し強まる

 メディネット<2370>(東マ・売買単位100株)は10日、急反発の始まりとなり、取引開始後に22%高の140円(25円高)まで上げて東証マザーズ銘柄の値上がり率1位に躍進する場面があった。がん免疫細胞療法などで先行し、9日付で「医療法人社団・葵会・AOI国際病院と特定細胞加工物製造委受託契約を締結」と発表し、好感されている。第1四半期決算(2015年10~12月)は2月5日に発表し、前年同期比でほぼ赤字横ばい。株価は1月21日の113円を下値に持ち直し、直近は2月9日の115円を下値に反発したため、ダブルボトム(2点底)形成の可能性が出てきた。下げ止まりが確認できれば一気に買いが優勢になる可能性はある。

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