ラクーンの連結子会社、トラスト&グロースは「宅建ハトさん保証」の事業用家賃保証サービス内容を一部改定

IR企業情報

■最低初回補償委託料をこれまでの7万円から5万円に

 ラクーン<3031>(東マ)の連結子会社、トラスト&グロースは、保証業務を行う、宅建ブレインズの「宅建ハトさん保証」の事業用家賃保証サービスについて、3月1日よりサービス内容を一部改定する。

 主な改定内容は、最低初回補償委託料をこれまでの7万円から5万円に引き下げ、更に、事務所用物件にのみ適用されていた原状回復費用と残置物撤去費用の保証が、店舗用物件でも保障可能となったことである。

 トラスト&グロースは、企業の販売先に対する売掛債権を保証し、万が一支払い不能になった場合にあらかじめ設定した保証金額を支払うサービス「T&G売掛保証」を行っている。そのノウハウや経験を事業用家賃保証にも活かし、「宅建ハトさん保証」を利用する事務所や店舗等、事業用の賃貸借物件において発生する滞納家賃を保証するサービスを提供している。

 事業用家賃保証サービスは、サービス開始から順調に保証残高を伸ばし続け、15年1月に約2億円であった家賃保証残高は、1年後の16年1月には7倍の約14億円となる程急拡大している。

 今回のサービス内容改定により、利用者数がさらに増加することが予想されることから、事業拡大のスピードアップが予想される。

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