【株式市場】G20声明による円安など好感し日経平均は一時276円高

株式市場

◆日経平均の前引けは1万6255円23銭(66円82銭高)、TOPIXは1318.98ポイント(7.71ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億5074万株

チャート13 29日前場の東京株式市場は、G20(20カ国・地域財務相・中央銀行総裁会議)声明などを受けて早朝の円相場が1ドル113円台後半の円安基調となり、自動車株や電気・精密株などが強く、日産自動車<7201>(東1)が自社株買いの発表もあって急伸。日経平均は9時30分頃に276円34銭高(1万6464円75銭)まで急伸した。ただ、10時頃から大手不動産株の値の消し方が大きいなどで様子見気分もあり、前引けは66円82銭高(1万6255円23銭)とダレ模様になった。

 横浜市のマンションで「スリーブ」(配管などの穴)施工の際に鉄筋が切断されたままになっていた問題が報じられ、施工を担当とされた熊谷組<1861>(東1)が前引け17.6%安となり東証1部の値下がり率1位。販売を担当とされた住友不動産<8830>(東1)も反落。一方、次世代の高速通信技術として注目される「5G」(第5世代)関連株が活況高となり、日本通信<9424>(東1)サイバーコム<3852>(東2)がストップ高。モバイルファクトリー<3912>(東マ)は位置情報ゲーム期待などで続伸し、金庫の日本ISK<7986>(JQS)も急伸。

 東証1部の出来高概算は10億5074万株、売買代金は1兆2億円。1部上場1941銘柄のうち、値上がり銘柄数は1327銘柄、値下がり銘柄数は499銘柄となっている。

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