【引け後のリリース】日本マクドナルドHD2月の売上高25%増加し3カ月連続増加

日本マクドナルドホールディングス

■14~15年の18ヵ月連続減少などに比べ基調転換の期待

 日本マクドナルドホールディングス<2702>(JQS・売買単位100株)は4日の取引終了後、2月の月次動向(月次IRニュース)を発表し、全店売上高の増減は前年同月比25.4%増加して前回発表の同30.9%増に続き3カ月連続増加し、既存店売上高も同29.4%増加して前回発表の同35.0%増に続き3カ月連続増加した。

 全店売上高の増減は、2014年2月から15年7月まで18ヵ月連続減少し、その後1度増加して再び同年9月から11月まで3カ月連続減少してきた。このため、3カ月連続の増加が長い目で見た基調転換のシグナルになるかどうか注目されている。

 株価は2015年12月に2002年以来の高値になる3070円まで上げたが、その後は全体相場の調整本格化や12月期末の配当・優待の権利を確保し終えた売却などの影響によって下値を試す相場になり、16年1罰22日に2215円まで下押した。この段階では月次動向が増加に転じたばかりで、増勢が続くか不透明だったが、本日の発表により期待が強まる可能性が高まったといえる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る