星光PMCは「セルロースナノファイバー」への期待再燃し11%高

銘柄 相場欄

■夢の新素材に対する期待が強いためか需給妙味も強まる

 製紙薬品などの星光PMC<4963>(東1・売買単位100株)は30日の後場一段ジリ高基調を強め、14時40分を過ぎて11%高の1274円(125円高)と上げ幅を拡大。値上がり率で東証1部の3位に躍進した。

 鉄に代わる新素材と注目される「セルロースナノファイバー」の量産実用化に向けて、京都大学や日本製紙などの開発チームに星光PMCも加わっていると3月19日付の日本経済新聞が伝え、22日には1305円まで上げて戻り高値をつけた。夢の新素材に対する期待が強いためか、信用取引の売り残と買い残が拮抗し、信用倍率が1倍台。このため、動意づいた方向に値動きが加速しやすいとの見方も出ている。

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