パイプドHDのグループ企業、パイプドビッツは「スパイラル(R)」の新バージョンを6月1日より提供開始

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■4月12日に新バージョン1.11.13のβ版を受付開始

 パイプドHD<3919>(東1)のグループ企業、パイプドビッツは、情報資産プラットフォーム「スパイラル(R)」をバージョンアップし、6月1日より新バージョン1.11.13の提供を開始する。4月12日に新バージョン1.11.13のβ版を受付開始している。

 新バージョン1.11.13 は、9件の機能改善や2件の仕様変更などを通じて、利便性向上とセキュリティ強化を図る。

 「スパイラル(R)」は、2012年11月にリリースしたバージョン1.11.3にて、データベース(以下、「DB」)、フォーム、一覧表などの設定オブジェクトを、利用用途に応じて自由にパッケージングできる「アプリ」機能を搭載して以来、「アプリ」機能強化を推進してきた。新バージョンでは、「アプリ」機能を3点強化する。

 「アプリ」ショートカット機能拡張では、ショートカット編集画面にて選択できる項目を拡張する。従来より選択可能だった「DBオペレーション」の要素をより細かく選択できるように拡充し、「DBオペレーション・検索条件」、「DBオペレーション・検索結果一覧」、「DBオペレーション・新規登録」から選択できるようになる。この拡張により、例えば日々の業務でDBに新規登録をしている場合、「DBオペレーション・新規登録」ページへのショートカットを作成すれば、ワンクリックで設定画面にアクセスでき、よりスムーズな登録が可能になる。

 アプリインポート時の重複エラー解消をスムーズにする改善では、アプリインポートのDBステージにおいてフィールドの設定名やタイトルが重複した場合に、従来の1つ1つ修正する手間が不要になる一括編集機能を搭載。この改善により、例えば定期開催イベントなどで「アプリ」を丸ごとコピーし設定を再利用する場合に、アプリインポートの手間を省き、操作時間を短縮できる。

 セキュリティに関しては、一層のセキュリティ強化を図る。まず、画像等をDBに格納できるファイル型フィールドの「スパイラル(R)API」において、database/selectにて取得するURL プロトコルを、http からhttpsへ仕様を変更する。この仕様変更により、ファイルダウンロードURLがhttpsとなり、ファイル取得経路が暗号化されるため、より安心してファイルを取得できるようになる。

 また、通知先管理機能を強化し、S/MIME通知メール用の「自己署名デジタル証明書」公開鍵の鍵長を、1024bit ~2048bitに変更。さらに、マイエリア機能を改善し、パスワード変更Webフォームを作成する際に、エンドユーザーが入力したパスワードの強度を判定し5段階のメーターで示す「パスワードメーター表示」を使用する場合の設定導線を見直した。パスワード変更ページソース編集画面から、1クリックでパスワードメーター付サンプルソースをダウンロードできるようになる。エンドユーザーにパスワード強度をわかりやすく示し、より強力なパスワード設定に繋げられていくことが期待できる。

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