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鹿島、濁水処理の薬品添加を自動化、管理時間を9割削減
- 2026/1/26 14:17
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■既存設備への後付けに対応、大阪の工事現場で本格運用を開始
鹿島<1812>(東証プライム)は1月26日、建設現場の排水処理に用いる濁水処理装置において、最適な薬品量を自動で添加するシステムを開発・導入したと発表した。同システムは中小規模の装置を対象としており、大阪府寝屋川市で施工中の工事現場にて本格的な運用を開始している。既存の装置に後付けが可能で、メーカーを問わず幅広い現場への適用が見込まれる画期的な技術だ。
システムの主要機能は、最適な薬品量の自動添加と、遠隔地からのモニタリング・アラート通知の二点である。現場に設置されたpH計や濁度計が原水の性状をリアルタイムで測定し、制御盤がポンプを自動操作して添加量を調整する。異常時には利用者の端末へアラートが配信され、パソコンやスマートフォンを通じて遠隔から設定変更も行える。これにより、従来は現場社員が現地で行っていた薬品の調整や残量確認の作業が大幅に効率化された。
国内4現場での試験導入では、管理業務時間を約90%、薬品添加量を約75%削減するという顕著な成果を確認した。特に夜間や休日など、排水の汚れが少ない時間帯でも一定量を添加し続けていた無駄を省き、環境負荷の低減にも大きく寄与する。同社は今後、このシステムを全国の建設現場へ普及させるとともに、大規模な濁水処理装置への適用に向けた検証を進め、さらなる汎用性の向上を目指す方針だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)























