住友林業は今期「4倍返し」近い利益急回復を見込み15%高

株式市場 銘柄

■4ヵ月近く続いた下値モミ固め一巡し新たな相場形成も

 住友林業<1911>(東1・売買単位100株)は12日の13時に2016年3月期の連結決算を発表し、急動意となって15%高の1449円(188円高)まで上昇。14時を過ぎても2月以来の1400円台回復となっている。

 16年3月期の連結営業利益は前期比12%減少したが、今期・17年3月期の見通しは53%増とし、「4倍返し」に近い急回復を見込むことなどが注目されている。純利益は2.8倍の270億円の見込みとし、今期予想1株利益は152.43円。

 株価はここ4ヵ月近く1200円台から1300円台で下値モミ合いが続いてきたが、この下値モミ合いを抜け出してきたため、テクニカル的にも下値固めが一巡して新たな相場形成に進むと見ることができるようだ。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■離職率低下と顧客満足向上を実証、省人化潮流に逆行する人材重視戦略  「丸亀製麺」主力のトリドール…
  2. ■ビーム整形と出力平準化技術を融合し大気揺らぎを克服  NTT<9432>(東証プライム)と三菱重…
  3. ■航続距離650キロを実現、日野が新型FCV大型トラック投入  日野自動車<7205>(東証プライ…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る