日本海洋掘削が原油の半年ぶり高値など好感し急反発

銘柄 相場欄

■GSが原油先高を予想し昔100ドル乗せを的中させたことがあり注目集まる

 日本海洋掘削<1606>(東1・売買単位100株)は17日、急反発の始まりとなり、取引開始後に8%高の2463円(179円高)まで上げて出直りを強めている。米WTI原油先物がほぼ半年ぶりの高値をつけたと伝えられ、5月11日以来の2400円台回復となった。

 原油価格回復の一因としては、米ゴールドマン・サックス(GS)が原油の価格見通しを「1バレル50ドルに引き上げ」(日経速報ニュース)などと伝えられたことがある。ナイジェリアなどの供給減や需要の底堅さなどが要因という。GSは1990年代に原油相場が100ドルを超える予想を出したことがあり、市場関係者の一部に呆れられたが見事に的中したことがあるという。このため注目を強める様子がある。石油関連株は軒並み堅調。

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