綿半ホールディングスの5月全店売上高は前年同月比10.1%増と14ヶ月連続増加

■ベーカリーなどの惣菜部門が好調に推移

 綿半ホールディングス<3199>(東1)は10日、5月の月次データを発表した。

 スーパーセンター事業の月次売上状況(前年同月比、速報値)を見ると、16年5月の全店売上高は前年同月比10.1%増加して15年4月から14ヶ月連続のプラスとなった。客数は14.9%増加。昨年5月にオープンした「綿半スーパーセンター豊科店」、11月にオープンした「綿半スーパーセンター塩尻店」が寄与したことのほかに、「キシショッピングセンター」が加わったことにより順調に推移している。

 一方、既存店の動向は、ベーカリーなどの惣菜部門が好調に推移したものの、月前半は気温が上がらず、アウトドア用品や飲料などが伸び悩んだ。また、昨年度、豊科店オープンに伴い全店舗で実施した協賛セールの反動減が大きく、加えて、土曜日が1日少ない事もあり、売上・客数ともに前年を下回った。

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