【株式市場】円高気味で上値重いが日経平均は一時19円高となり新規上場株は底堅い

株式

◆日経平均の前引けは1万6934円68銭(7円84銭高)、TOPIXは1340.13ポイント(2.75ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億5857万株

チャート5 9月2日(金)前場の東京株式市場は、為替がやや円高気味になったため自動車株などが軟調に始まり、日経平均は朝方に55円04銭安(1万6871円80銭)まで軟化した。ただ、GDP(国内総生産)の改定値が速報時に比べて上方修正されそうと伝わり、証券・保険・銀行株などが堅調。日経平均は10時過ぎに19円65銭高(1万6946円49銭)まで反発し,前引けも7円84銭高となった。主な株価指数では東証2部指数が安い。

 第一生命保険<8750>(東1)が公的年金基金の下期の株式運用活発化期待などから約3週間ぶりに1500円台を回復し、東京ドーム<9681>(東1)は業績好調の観測報道などが好感されて高い。CYBERDYNE(サイバーダイン)<7779>(東マ)は不動産の有効活用などが好感されて続伸。

 本日新規上場のベイカレント・コンサルティング<6532>(東マ・売買単位100株)は戦略・ビジネスコンサルティングやITコンサルティングなどを行ない、公開価格は2100円。9時9分に公開価格を6.5%下回る1963円で初値がつき、その後は1999円と上値を追い、前引けは1960円。

 東証1部の出来高概算は7億5857万株、売買代金は8224億円。1部上場1973銘柄のうち、値上がり銘柄数は822銘柄、値下がり銘柄数は993銘柄となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る