協立情報通信は15年2月期業績予想を上方修正

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■上方修正により増収増益を見込む

協立情報通信<3670>(JQS)は28日、15年2月期通期業績(非連結)予想の上方修正を発表した。

2月期の非連結業績予想の売上高は、当初予想(4月11日公表)を1億73百万円上回る57億75百万円(当初予想比3.1%増)、営業利益は8百万円上回る2億56百万円(同3.2%増)、経常利益は8百万円上回る2億56百万円(同3.2%増)、純利益は58百万円上回る1億96百万円(同42.0%増)と上方修正により増収増益を見込んでいる。

発表によると、2月期業績予想は、売上高は増税前の駆け込み需要の影響により好調なスタートがきれ、その後の反動減があったものの、当初予想をやや上回る見通しとなった。利益面は、八丁堀の店舗・施設などの移転に伴う費用が38百万円発生したが、モバイル事業でのドコモ手数料の改定の影響が限定的であったことと、経費の削減努力や人件費の減少などにより、営業利益、経常利益ともに当初予想を達成する見込みである。また、移転により、57百万円の特別損失が発生する一方で、移転補償金1億22百万円を特別利益に計上する見込みであり、当期純利益は当初予想を上回る見通しとなった。尚、上方修正後の一株利益は164.3円となった。

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